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観光地のインバウンド施策!成功の鍵は「SNS活用」にあり!

2018年度の訪日外客数は3000万人を超え、政府は2020年の東京オリンピックに向けて訪日外客数4000万人を目標に動いています。この数字をみて、インバウンド集客やインバウンド施策をどんどん打っていきたいと考えている企業様も多いことでしょう。

今回の記事では「SNS」をうまく活用していくことで、インバウンド集客や施策を成功させるための秘訣をご紹介します。

インバウンドにおけるクチコミの重要性

「日本旅行に行く際に参考にしている情報は?(※複数回答可)」という調査結果から、クチコミが非常に重視されていることがわかります。

1位 日本在住の知人・友人からのクチコミ……79%
2位 訪日経験のある知人・友人のクチコミ……67.7%
3位 訪日経験のある他人からのクチコミ……51.6%

インバウンド集客で重要な3つのポイント

インバウンド集客を考える最初のステップとして、以下の3つのポイントを必ずおさえてください。

※「旅前」……旅行を計画する段階
※「旅中」……旅行中の段階
※「旅後」……旅行から帰ってくる段階

それでは、1つずつポイントを解説していきます。

「旅前」の観光情報の検索ニーズを押さえる

訪日顧客は大まかな観光コースを決めるうえでの情報、浅草や渋谷などの定番スポットに加えた情報を探しています。有名な観光地・都市に加えて、SNSなどで話題になった新スポットなどが旅の目的になるということです。

また、訪日経験のある知人の口コミは重要な情報源になっているので、インバウンド観光客にアピールするには、旅前の時点で触れるクチコミを設計する必要があります。

「旅中」の顧客視点で情報コンテンツの発信を行う

多くの旅行客は旅の途中でも目的地を探しています。商業施設、レストラン、観光名所、フォトスポットなどがあたります。

スキマ時間でも楽しめるスポットや有名観光地の周辺スポット、季節や時間帯に合わせた情報など、訪日顧客の視点での情報発信が必要です。

「旅後」に質が高い「クチコミ」が増えていく仕組みを構築する

旅後にクチコミをしてもらえるかどうかは、旅中での経験で決まります。

シェアしたくなるような感動体験をいかに作り出すか、シェアをすることを思い出させるための仕組みが必要です。例えば、SNSでのシェア可能が明示されている、ハッシュタグがあるなどです。

旅前、旅中、旅後のメディアとの接点

旅前、旅中、旅後の各フェーズにいる訪日顧客の使うメディアの動向を理解しておくことが重要です。オンライン、オフラインとも「クチコミ」は多くのフェーズで登場し、情報ソースとしての信頼度は非常に高いです。クチコミを最適化していくことが求められます。

訪日フェーズ 行動段階 行動理由
旅前 網羅的情報収集(なんとなく、ざっと集める) いつ行くか、どうやって行くか、どの県に行くか、どこに泊まるか、何を見るか、何を食べるか、などスケジュールとプランを練る
旅中 “今”必要な情報の収集 日本に到着し、旅前で決めたプランをもとにして満喫する、また、現地で観光スポットなどに新たに検索し検討する。
旅後 情報発信(誰かの旅前の情報になる) 帰国し、WEBへのクチコミの投稿や体験談を友人・家族・知人に発信する。素晴らしい体験であれば再来訪を望む。

各訪日フェーズでのクチコミ促進施策

各フェーズに適した施策を実施することで、クチコミが誰かの旅前情報になり、集客につながっていきます。

まとめ

インバウンド施策を実行する上で最も大事なことは「クチコミ」をうまく循環させることです。「旅中」「旅後」のクチコミコンテンツをいかにして作るか、そのクチコミをいかにしてシェアしてもらうかの仕組みづくりを構築しましょう。

その際に重要になるのがSNSにおけるシェアです。特にインバウンド施策においては画像を利用したクチコミが多くなります。訪日顧客がTwitterInstagramに画像をアップするときにハッシュタグをつけてもらう施策を取ることで、検索結果に表示され、自然なクチコミが伝播します。

また「タグライブ」というツールを利用すれば、特定のハッシュタグを自動で収集し、自社サイトに掲載することも可能です。そうすることで、場所や施設の検索をした人にクチコミを見てもらえるようになります。タグライブはアーガイル社が提供する有料のツールです。

SNSにおけるクチコミのシェアがうまく回っているのか、必ずチェックしましょう。

タグライブの詳細はこちらから